気づくのは目的じゃないし〜

『今回ばかりは、ホンマにわかったわよね～

いきなり、でっかい警告が行くんじゃないって事。
アンタの中に溜まってるモンの大きさに合わせてメッセージが行ったでしょ？
今考えてみたら。


で、「気はついていた」わよねえ、気は。
でも、気づいてただけで、わかってなかった。
わかった、ってのは…実践した、って事だから。
気づいた、ってのは…アタマで理解した、だから。

気づいても、わかってなければ…
いいえ、気づいてんのにわかってなければ余計に、ね。


ここ、大事な所だから。

アンタらが、気づいてない場合。
そん時は、気づくまで何度でもメッセージ…勿論、言葉とは限らないわよ。
メッセージを送り続けて気づくように促すわよ。
そん時って、手を変え品を変え、アンタが気づくようにすんだけどさ。
メッセージの強さってか…

例えば、肩を叩いたけどアンタが気づかないので、次は背中をどやして。
それでも気づかないからって、アタマをはたいて…
それでも、ってなったら、グーで殴るみたいな風にはしないって事。

これ、よく勘違いしてんのよね。
メッセージに気づかないと、どんどんとハッキリとしたメッセージになってきて、嫌でも気づくようになってるんだって。

違うわよ。
気づく事自体が目的じゃないし。
なにより、あたしらはそんなに短気じゃあない。
手を変え品を変えってするけども、気長にアンタ自身が気づくのを待ってるわ。
無理矢理に気づいてもらっても意味ないから。


ただ…

アンタは気づいてる、なのにわかってない…つまり、実践してないって時は違うわよ。
さっきも言った様にさ、目的は「気づく事」ではなくって。
「わかる事」
つまりは、「実践する事」だから。

気づいてんのに、やってない。
そう言う事か…って理解してんのに、何らかの理由、面倒くさいとか、ただ頑固に自分のやり方・考え方を変えたくないだとか。

そういう場合。
アンタがやるまで、同じメッセージを送り続けるわよ。
ただ、この場合は…
最初は優しく…それでもやらなけりゃ、徐々に強く。
肩を叩いたけどわからなけりゃ、アタマをはたいて。アンタがやるまで、どんどんとキツさを上げていくわ。

わかるでしょ？
気づいてなけりゃ、出来ないのは当たり前。
だけど、気づいてんのに、出来ないってのはさ。


いつも言ってるように、ここは「行動の星」。
気づいただけじゃ半分なのよ。
気づく事が出来たってことは、アンタにその準備が出来たって事。
自我が納得してなくとも、ね。

そう、自我は納得しないわね、それを実践するって事は自我が変わる…自分が変わる、元の自分が無くなるって事だから。
確かに自我にとっては一大事よね～。
そりゃ必死で抵抗するわ。

でもね、アンタの本質は変わろうとしている。
変わった自分自身を体験しようとしている。
そう、体験する事こそが、この世界に来た目的だから。
でも、自我は変わりたくない。


この、アンタの本質と、アンタの自我の間に意見の違い、つまり摩擦が生じると、その量に合わせて一種のエネルギーが溜まっていくのよ。

そして、外側が、この内側のエネルギーに呼応する。
呼応すると、同量のエネルギーが外側から、自我という鎧を叩く、と。

メッセージに気づく、でも自我の影響でやらない…しかし、本質はやろうとする。
これが続くと、どんどん内圧と外圧が強くなって…
放っておくと、最終的には内外圧によって、アンタの自我の鎧が破壊されてしまう。
自我が壊れたら、自我が無くなったらいいって思ってたら、それは違うわよ。



あのね、よくさ、「自我を無くそう」とか言ったりするけどさ。
自我って必要だから在るのよ。
無くす必要なんて無いし。

無くさないとあかんのは…自我そのものではなくて、「自我の暴走」なのにさ。
その辺、ごっちゃにして、自我は悪者、悪者は無くせ!!!とか。

なんで、世界を白黒に分けて考えんのかしらね～
そんなん疲れるでしょ？
存在するものには、存在する意味があるのよ。

ただ、アンタらが、その意味に気づいてないだけ、理解してないだけ。
世界に存在するものは、全てが神様が了承してんのよ。


つまり、アンタらに自我があるってのも、意味があるのよ。
簡単に言えば…自我を持った上で、いかにワンネスを表現するか？って事。
自我を無くしてワンネスを表現するなら簡単な事。
だって自我が無いんだから。
それって、相手のいないサッカーのゲームみたいなもの。
簡単にゴールできるけどさ、何の進歩も無いし…何より楽しくない。

そういうわけで、内外圧が上がって最終的に自我が壊れるまでに、その内外圧に合わせたメッセージで、アンタの自我にも納得させ。
自我が納得するって事は、変わる事を了承する、新しい自我として組み立て直すのを、自我が自身で行うって事ね。

そうする事で、溜まったものを解消し、自我を壊さずに内外圧とも無くしてしまう…そういう風に出来るようなメッセージを、あたしらがアンタに送る、って事ね。
で、そのメッセージってのはさ、溜まってるモン、それによる内外圧に合わせた強さのモノになるのよ。


それは…
これでわかる？これならわかる??これでもわからないのっ???エエ加減にわかりなさいっ!!!
って言ってると感じるかもしんない。

でも、本当は…
こんだけの量のエネルギーが溜まってますよ、今、内外圧がこんなに上がってるよ、そろそろやってよ～実践してよっ!!!危ないよっ!!!
ってメッセージなのよ。


だから、そういう場合、同じようなメッセージが、起こる事が、続いてるように感じるはず。
しかも、だんだんとキツイ感じになっていく。

そういう時は、ちょいと立ち止まりなさい。
立ち止まって、自分と話すの。
あたしらじゃあないわよ。
自分自身とよ。

そうしたらさ、あたしらからのメッセージが何を言ってるのか？
それを自分は気づいてるのか？
気づいてて、自我の抵抗でやってないのか？
ってのを判断できるわね。

で、気づいてなかったら気づけばいい。
気づいてんのに、やってないってわかったら…
なるべく早いうちにやるように。

溜まってるモンが多くなればなるほど、内外圧が大きくなるって言ったでしょ？
それってさ、現象として、キッツイ事が起きるって事ね。
キッツイ事をしないと溜まったモンが昇華できないから。


メッセージは、あたしらが送る。
でも、現象はあんたらが引き寄せるのよ。
何とか内外圧で自我が壊れるまでに、自分自身でわかってもらおうって、メッセージ送ってんだから。

わかる？
現象を引き寄せてるのはアンタ。
だからこそ、アンタが実践しないと現象は続く。
あたしらは、そうならないようにメッセージを送るだけ…ってか、送るだけしか出来ないわ。

アンタが実践しないと何も変わらない。
ガイドは…神様だってさ、直接、手出しは出来ない。
お願いしたら、祈ったら、あたしらが何とかしてくれる…なんて、絶対にないから。

アンタは、このアンタの人生の主役で、監督で、演出家なんだから。
あたしらは、大道具で、観客なのよ。

アンタらのシナリオ、演出に応じて舞台を創り、応援する。

人生を創るのは、アンタ自身。

だから、あたしらの声を聞いて、自分で判断して、自分で人生を演じなさい。
あたしらはスタンディングオベーションで応援しちゃうわよっ!!! 』



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