2013年6月20日木曜日

『両輪』と『両立』で出来ている


『この前もさ~答えたと思うんだけどね。

良く言うじゃない。
流れに任せればいい、とか。
お任せにする、とか。

これさ~何か完全に思い違いしてる人、多いんかな?
間違えて理解して、間違えたまま実践したらさ…
ちょっち、困った事になるかもしんないから、言っといたほうがいいかな~と、ね。


いやね、お任せにするって事自体は間違ってはないのよ。
お任せにするするモンが違うんだって。

う~んとね、どう言えばちゃんと伝わるかなぁ…

そうね、アンタらの人生って旅行みたいなモンと思ってもらって。
あたしらが添乗員とかコーディネーター。
で、アンタらは旅行前に行きたいところ、やりたい事をリクエストして。
ま、いわゆる「旅のしおり」ってのを作んのね。
そのしおりに沿って、コーディネーターのあたしらと、旅行者のアンタが旅をするのが、人生だと思ってね。

さて、そのしおりにはさ。
さっき言ったように、行きたいところとか、やりたい事は書いてあるのよね。

だけどね、どういうルートを通るとか、何に乗って行くとかは書いてないわけよ。
何故なら、それは、こっちに来てからあたしらとアンタが話し合って決めようって事になってるからね。

このしおりに書いてある事を宿命とか言ったりするのね。
こっちにくる前に決めてて、準備してくるモノ。
基本的に、こっちに来てから変えられないモノね。
男か女か、とか。
いつ、どんな個性を持って、とか。
何処に、どんな時代に、どんな家庭に、とか。
大まかに、この旅で何を体験して、いつ、どんな風に帰るのか、とか。
そういうモノよね、しおりに書いてあるモノはさ。

その宿命に対して、運命って言われるモノもあるわね。
これは、変えられる…と言やさ、ちょいと語弊があるけど。
例えば…旅行なんかで、オプションってあるじゃん。
ヘリツアーしたり、洞窟探検したり、とか。
その時の状況、天候とか気分とかで、プラスしたり止めたり出来るのね。
アンタらの選択で、あたしらがコーディネートするわけさ。

あぁ、それと。
宿命で決まってるのは、ポイントになる停車駅ね。
そのポイントには必ず止まるんだけど、そこへ行く方法とかはオプションツアー使ったり、歩いたり、レンタカー借りたり、と、アンタらが選択できんのよね。

と、まぁ、基本的な事はこんな感じで。


さて、こうやって、アンタらとあたしらが一緒に旅行してるわけだ、しおりに沿ってね。
そんで…

「今日行くのは○○だけど、オプションの希望はある?」
「任せるわ~」
「は?いや、そりゃ、ちょっち困るんだけどさ…んじゃ、どういうルートで行きますか?」
「任せるわ~」
「…えぇっと…それじゃ棚は歩いていく?バスに乗る?」
「任せるわ~」
「………ドアホっ!!!」

こういうやり取りを"お任せにする"とか、"流れに任せる"と思ってる人が結構多いのよね~

はっきり言って…違うでしょ?
そんなモン、あたしらに任せてどないすんの?
あたしらはアンタらの操り人形じゃないのと同じように、アンタらもあたしらの操り人形じゃない。

さっきも言ったように、運命部分はアンタらの選択によって創られて進んでいくのよ。
逆に言えば、アンタらが選択しない限り運命は創られていかないの。

それは…アンタらの人生が宿命だけで形づくられてしまうって事。
アンタらが、こっちで決めてきた宿命だけで進む人生ってのは片手落ちなのよね。
人生ってのはさ、「宿命」と「運命」の両輪によって進む事で実りある、アンタらが本当に意図したモノになんのよね。

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だから、瞬間瞬間のアンタらの選択ってのはさ、とても重要なの。
だって、それが人生の片輪である運命を創るんだからさ。
そこを「任せる」ぢゃないでしょ?
そこは、自分で決めるのよ。

そして、その「運命の選択」をアンタらがして。
コーディネーターである、あたしらがアンタらの選択・要望にあわせて最適なモノをコーディネートするのよ。

で、このあたしらがコーディネートしたモノはさ、アンタらの自我意識や顕在意識みたいな表層の要望じゃなくて。
より魂に近い部分の「真の要望」に沿ったモンだから、アンタらの自我意識から見たら…???な事も多いんだけどさ。
宿命って名の「しおり」を創ったのは、アンタらの自我意識ではなくて魂だから、???だとアンタらの自我意識が思っても、真の意味で「アンタらの要望に沿ったルート」なのよ。

この辺がややこしいのはさ。
多くの人は、顕在意識・自我意識と、潜在意識・魂とがほとんどリンクしてないのね。
だから、魂の選択と自我の選択に誤差があって。思った通りに物事が進まないって思って。
全ては自分が創造してるって事に疑心暗鬼になって、更に魂と自我のリンクが切れていくのね。

逆に、リクエスト・要望はしっかりと自分でやって。
それに対して、あたしらがコーディネートした事を「お任せにする」、つまりは「何があっても受け入れる」って人は。
その時は、魂と自我のリンクが弱いから???って事が多く起きるけど。
受け入れるたびに、魂と自我のリンクが強まって、徐々に魂が望んでいる事が理解できるようになる、と。

あ、ちょっち話はずれるけど、魂と自我は別のモノで両立するモノだから。
通常は自我が完全に優ってるから、自我を抑えて…って言ってるだけで。
自我を無くせ、なんて言ってないから。
宿命と運命の両輪で人生が成り立ってるように、魂と自我の両立でアンタらが成り立ってるのよ。
自我を無くす事はできないし、万が一、無くす事ができたら…それは、もう、アンタじゃないからね。
魂と自我を心っていうインターフェイスで包んで肉体に載ってる、それが人間なのよ。
だから、魂と自我のバランスをとればいいわけで、自我を無くすなんて間違いよ。


っと、話を戻して。
「お任せにする」のは、魂と自我のリンクを強めて、バランスをとれるようにするためで。
アンタらの選択を「お任せにする」んじゃないから。

つまり…
自分はこういう事がしたいんだ、という「選択」や「リクエスト」はしっかりする。
で、それに対して、あたしらがどういうコーディネートをするのかは「お任せ」して、受け入れる。


「お任せにする」、「流れに任せる」ってのは、アンタらが"選択する事"に対してではなく。
アンタらの選択に対して起こる"結果"を、あたしらにお任せにするって事なのよ。
その「お任せにする」ポイントを間違えてたら、そりゃ上手くいかないわよ~

大事な事だから、も一度言うわよ。
"選択"はしなきゃならないの。
ただ、その結果や方法、手段はこうでなければ嫌だ!!!ってこだわるんじゃなくて"お任せにする"のよ。

そして、それは…
魂と自我意識とのバランスをとることにつながるのよ。

で、そのバランスをとることこそが…
魂のレベルアップで、魂の進化・深化なのよね~』



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